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書籍紹介

 
香川人権研究所*出版物の取扱い
 
◇ 解放出版社の書籍を取次ぎしています。
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 (別途消費税、送料がかかります)
 
 
TEL:0877-58-6868   FAX:0877-28-1011 
 
 
  「知っておきたい最近の人権情報
 
 十年ひと昔と言いますが、人権問題もめまぐるしく変化している。例えば、2006年に国連障害者権利条約が採択され、日本の障害者関係法令・法制度は大幅に変わった。障害者の定義に「社会的障壁」が取り入れられ、障害者政策は思いやりから人権保障へ転換した。さらに2016年に障害者差別解消法、部落差別解消推進法、ヘイトスピーチ解消法が施行されるなど、誰もが住みやすい社会づくりが進んでいる。
 本書では、高齢者や障害者、外国人、LGBT、インターネットと同和問題など新しい人権問題について、県内の現状や取組みなどを収録しました。啓発活動の参考資料としてお役に立てれば幸いです。
1 高齢者の人権
2 障害者の人権
3 男女共同参画の推進
4 インターネットと人権問題
5 外国人労働者と人権問題
 
36頁 432円(税込)
  四国部落史研究協議会編
「心に響く人権の言葉集」
 
 部落問題を軸に人権にかかわって活動をしてきた四国の先人55人が発した言葉や書き著した言葉、その人物を評価した言葉などをとりあげた解説書。
 それぞれの人物が発した言葉、その背景や人物像の紹介、写真、略歴、参考文献を見開き2頁で著している。学校教育や生涯学習の場において活用できる教材集となることをめざして編集したものである。
【香川県に関係する人物】
① 保井コノ     ⑦ 加藤 仁
② 若林賚蔵     ⑧ 大島青松園入所者自治会
③ 仲邑芳三     ⑨ 村上貞次
④ 藤川萬太郎    ⑩ 三原スヱ
⑤ 高丸義男     ⑪ 壺井 進
⑥ 中村皎久
 
126頁 頒布価格 1,000円
「誰もが働きやすい職場をめざして~人にやさしい人権尊重の職場づくり~」
 
 人を大切にする職場では、従業員が働きやすく積極性が高まり、能力が発揮されて生産性が高まる。社会的評価も高まり、事業発展につながる。そのため、多くの企業が企業の社会的責任(CSR)として「人にやさしい人権尊重の事業所づくり」に取組んでいる。本書は「人にやさしい事業所づくり」の事例集。人権研修の教材として、また人権尊重の職場づくりの参考として利用できるテキスト。
主な内容
(1)施設     (5)研修
(2)接遇     (6)社会貢献活動
(3)情報     (7)コンプライアンス
(4)雇用     (8)労働者の人権擁護
 
35頁 448円(税込)
本書籍は完売いたしましたが、ご要望が多いため正品ではありませんがコピーを安価でお譲りいたします。
ご入用の方は香川人権研究所までお問い合わせください。
「あの場所 この場所 かがわ人権ゆかりの地」
 
■人権フィールドワークの参考に
 参加体験型の人権教育・啓発に関心が高まっている。その一つがフィールドワークと呼ばれる手法で、現地を訪ねて五感で学習する手法である。
 本書はもともとJAなど農林水産関係者の自己啓発用冊子として作成されたものだが、人権フィールドワークに利用されることを期待している。表紙の写真は矢野伊吉弁護士の故郷・観音寺市道溝の街並み。矢野氏は財田川事件(冤罪)で無実の被告の人権救済に尽力した。
 
■県内9カ所を写真と解説で紹介
<内容>
 ①琴弾公園(観音寺市)県水平社発祥の地
 ②厳島神社(三豊市)冤罪・財田川事件
 ③弁天山(三豊市)JR海岸寺駅(多度津町)結婚問題で男女が自殺
 ④香川県人権啓発展示室(丸亀市)体験型の人権啓発施設
 ⑤綾川町立生涯学習センター(綾川町)宮武外骨のお宝
 ⑥坂出港(坂出市)高松結婚差別裁判事件の始まり
 ⑦JR高松駅(高松市)人にやさしい駅
 ⑧大島青松園(高松市)ハンセン病苦難の島
 ⑨東かがわ市中央公民館(東かがわ市)日本初の女性博士・保井コノ像
 
27頁 513円(税込)
「よくわかる最新の人権ニュース」
「ヘイトスピーチ」とは
「合理的配慮の提供義務」とは
「部落差別解消法」とは
具体的な事例でわかりやすい解説
  ①外国人の人権
   23%が差別を感じる、ヘイトスピーチ、国連委員会からの勧告
   在日韓国・朝鮮人の歴史、ニューカマー、外国人雇用のルール
   多文化共生、ヘイトスピーチ解消法、人種差別撤廃条約、外国人への差別事件
  ②障害者の人権
   障害者860万人以上、障害者の定義が変わった、障害者制度の大改革
   障害者基本法の改正、障害者雇用促進法の改正、障害者虐待防止法
   障害者優先調達推進法、障害者差別解消法、色覚障害、ユ二バーサルデザイン
   JR高松駅 誰もが安全・便利
  ③性同一性障害者の人権
  ④部落差別解消法
  ⑤同和問題の取組み(県内)
   県・啓発活動や条例の周知など、市や町・登録型本人通知制度を実施
   学校・人権尊重の態度を身につける、企業・部落問題と社会的責任
   県民 「人権意識を高める」が61%
 
47頁 553円+税
「香川人権研究所15年のあゆみ」
 
高松結婚差別裁判や福田村事件など 教育・啓発に使える県内資料を一挙収録
【目 次】
高松結婚差別裁判の見直し福田村事件の真相同和をかたる「えせ同和行為」の研究香川県水平社の歴史戦後香川の解放運動本多義信の生涯県内自治体住民意識調査の分析人にやさしい事業所づくり財田川事件と狭山事件(誤判と冤罪)ハンセン病問題保井コノ県内人権フィールドワークマップその他関係写真やデータ等も豊富に収録(イラストは福田村事件・イメージ)
 
191頁 1,000円+税
「ヒット曲から野球グローブまで」
 
くらしの中の人権問題
【目 次】
1 竹田の子守唄
2 グローブ製造
3 安全でおいしい食肉
4 皮革産業
5 きよめ塩
6 箱廻しと「きよめ」
7 オムロン京都太陽(障害者雇用)
 
68頁 600円+税
「野球部N君の経験」
 10年ほど前のことです。N君は大学の野球部員でした。彼は中学や高校で同和問題を習いましたが関心はなく、「部落は怖い」という差別的な噂を信じていました。ある日、大学の授業で野球用グローブを作る工程をビデオで見ました。解説によると、奈良県内の部落で野球グローブの製造が始まったのは1920年頃、数軒程度だったのが戦後の野球人気で1950年代後半には急激に発展し、1972年には全国グローブ生産の9割を占めるようになったのです。「グローブはこんなにして作ってくれているのか」―N君の目が輝きました。これ以来、「グローブを作ってくれる人に感謝しないと」「しっかり手入れして大事に使わないと」と後輩に言うようになり、部落を差別的に見ていた自分を恥ずかしく思うようになりました。
本書はヒット曲から野球グローブまで、身近な事例を取り上げて人権・同和問題への理解を深めてもらうことを目的にしています(同書「はじめに」)。
「しあわせづくり CSR活動の事例集」
  あなたの会社はどんなCSR活動をしていますか?
 
  【主な内容】
  ▶事例で考える人権問題~見て見ぬふりを考える~
  ▶言葉と人権問題~人権尊重はことばづかいから~
  ▶伝統や慣例の見直し~人権尊重の視点から~
  ▶人権感覚 セルフチェック
 
58頁 735円+税
「かがわ人権百科」
 
 人権問題は「むつかしいから」「関係ないから」などと敬遠する人がいますが、本書は同和問題からユニバーサルデザインまで、県内の身近な人権・同和問題をわかりやすく取り上げています。写真やコラムも豊富に掲載して、見やすく読みやすく編集しています。ぜひ読んでいただき、人権尊重の生活スタイルを自覚するきっかけになれば幸いです。
 
   【主な内容】
    ① 部落のくらしと文化
    ② 同和問題の解決にむけて
    ③ ハンセン病問題
    ④ くらしの中の人権問題
    ⑤ ユニバーサルデザイン
    ⑥ 香川県人権啓発展示室
 
58頁 700円+税
「えっ?ケータイでも くらしの中の同和問題」
 
 県内では携帯電話を持つ中学生が4割。携帯電話からネット犯罪や人権侵害につながる書き込みなどの事件が起きている。身近なところで起きる人権問題や部落差別。 他方それを解決する取り組みなど、くらしの中の同和問題を考える。
 
【おもな内容】    
 
お寺と同和問題 「清め塩」 インターネットと人権
同和をかたる高額図書押し売り タクシー会社の取り組み
JR四国の取り組み 採用面接での質問、など
68頁 900円+税
「矢野伊吉と財田川事件 -冤罪と人権を考えるー」
 
 財田川事件の再審無罪を実現した矢野伊吉。豊浜の農家に生まれ、独学で裁判官になった。高松地裁丸亀支部長に就任直後、谷口死刑囚からの手紙を見て心を動かされる。「彼は無実だ」―調べなおす中で伊吉はおどろくべき事実を発見した。
本書は生い立ちから財田川事件への道を初めて明らかにした。
 

第1部 矢野伊吉の生涯(喜岡 淳)
第2部 誤判と冤罪を考える 財田川事件と狭山事件 (根本博愛)
第3部 資料編
 
96頁 1,100円+税
「自立・解放への道(軌跡)ー結成五十年と本多義信の生涯」
部落解放同盟香川県連合会
 
香川県連を結成以来指導してきた本多義信の思想と活動、人柄から学ぶことは多い。豊富な写真と多くの証言を収
 

第1部 香川の解放運動史
第2部 本多義信の生涯
第3部 本多義信の思い出
211頁 1,000円+税
「人権ダイアリー365日」
 1月1日はリンカーンが奴隷解放宣言を布告した日(1863年)、日本では天皇が人間宣言を行った日でもある(1946年)。1月1日から12月31日まで、その日どんな人権問題が起きたのかが簡単にわかる。人権啓発の話題に困らない必携書。200円+税 在庫なし。( 発行 香川人権研究所 )
「福田村事件の真相」 
 関東大震災の混乱の最中、多数の朝鮮人が虐殺された。しかし日本人の被害者もいた。香川県内の売薬行商人 9 人が利根川で自警団に虐殺された。なぜ彼らが千葉にいたのか、なぜ殺されなければならなかったのか、歴史の闇に隠されてきた部落行商人の光と影を追う。500円+税 在庫なし。 ( 発行 福田村事件真相調査会 )
「高松結婚差別裁判の真相」
 1933 年、高松地方裁判所は「結婚話でウソをついて部落出身を隠した」として部落青年に誘拐罪を適用し、一年の懲役を下した。解放令と矛盾する裁判の問題点、事件の真相、治安維持法下で展開された「差別判決撤回」の闘い、さらに 1946 年の国による謝罪と差別撤廃への影響など、新資料も収録。500円+税 残部僅少。 ( 発行 香川人権研究所 )
「あなたはどう思いますか」
 香川県が実施した同和問題県民アンケートによると、部落差別に「見て見ぬふり」が 73 %、「そっとしておけば自然に解決する」が 31 %、さらに同和問題の研修会や講演会に参加した人の 31 %が逆効果になっている。アンケートの結果を分析しながら、今後の効果的な研修・啓発の進め方を提言する。啓発担当者は必読。 900円+税 ( 発行 香川人権研究所 )
 「保井コノ日本初の女性博士」
 男尊女卑の社会と闘った県人・保井コノの生涯を紹介しながら女性の社会参加を考える。「女に学問はいらない」といわれた明治社会、学問の道を進んだ保井コノは至るところで差別を受けるが 1927 年に初の女性博士となり、女性が決して男性に劣らないことを証明した。 500円+税。 ( 発行 香川人権研究所 )
「これで撃退」
 同和団体を名乗って電話をかけ、高額図書を押し売りする事件が多発している。買った方も被害者であるが、「部落こわい」の誤解をばらまく差別問題である。差別を商う悪徳商法 ( エセ同和行為 ) への対処方法をやさしく解説する。300円+税 在庫なし ( 発行 部落解放同盟香川県連合会 )
「香川の部落解放運動史(戦後編)」
 1957 年に結成された部落解放同盟香川県連合会が歩んだ苦難の道を、初めて一冊に収録した。豊富な写真と用語解説、また各種の行政調査資料、さらに部落問題をはじめとしたさまざまな県内の人権問題も記載している。6000円+税(発行 部落解放同盟香川県連合会)
 
特定非営利活動法人香川人権研究所
〒763-0092
香川県丸亀市川西町南715-1
TEL.0877-58-6868
FAX.0877-28-1011
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